目次

はじめに

第1章 「必ず社会の役に立つ」
自らを信じ、挑んだ、介護リフトメーカーへの転身
・奇跡のはじまり
・「いわしや」の開店
・モリトー、誕生!
・「安・楽・満」に思いを込めて
・介護リフトとの出会い
・誰も知らなかった介護リフトの正しい使い方
・「邪魔でしょうがないから、持って帰って! 」
・日本の住宅に合わない海外製品
・ゼロからのスタート

第2章 製品開発の経験ゼロ
失敗に継ぐ失敗のすえ、生まれた「国産介護リフト」
・失敗に継ぐ、失敗
・「第三のリフト」を作れ
・ベッド、風呂、玄関を攻略せよ
・ついに完成! 介護リフト「つるべー」
・門前払いの日々
・最強のパートナー、現る
・大阪国際メディカルショーへ初出展
・吊り具研究会との出会い
・日本人に適した、吊り具を作れ
・思わぬ形で訪れた、海外との取引の機会
・言葉の壁、開発の壁
・つるべーの専属営業マンを募集
・見えてきた強み
・ダイフク、兼松、モリトーの共同研究開発がスタート
・受け取った重いバトン

第3章 「そんなものはいらない」
門前払いの日々が続いた市場開拓
・「うちでは、いらないよ」
・介護保険制度制定で激動の時代に突入
・ダークホースの逆転勝利
・スリング「パオ」の開発
・大不況でプロジェクトが白紙に
・「借金は、悪だ」
・助成金を活用し、新製品を開発
・誰でもいつでも簡単にお風呂に入れるようにしたい
・重度者も気楽に自宅で入浴したい
・「掘っ立て小屋」から生まれたシャワーチェア「安楽キャリー」
・両親の介護を通じ、志を新たにする
・訪れたビジネスモデルの限界
・2度の吐血で生死をさまよう
・「攻めの経営」の始まり
・介護用品レンタル事業に参入
・レンタル事業で会社が成長
・初の国産スライディングボード=「移座えもんボード」秘話
・作るべきは、業界にないもの

第4章 売れるヒントは現場にあり!
改良を重ねた介護リフトがついに業界に風穴を開ける
・「未来のリフト」開発の頓挫
・極秘開発! 専用リフト
・リハビリ業界とのコラボ結成
・世にない「歩行訓練用リフト」を開発せよ
・世紀の発明「スプリングハンガー」
・4種の安全懸架装置「SSシリーズ」の誕生
・目指すは「病院から在宅へ」
・海外からの招待状
・「リハビリ難民」が生まれる理由
・ヒントはずっと目の前にあった
・福祉介護領域での成長
・未来の住宅を作るビッグプロジェクト
・見えてきた、さらなる進化
・「ぶらん歩」がベッド空間を三次元の世界へ

第5章 介護リフトが普及すれば、日本の医療が変わる
・当たり前になっている「あきらめの介護」
・最悪の介護「SDGN」
・「自立支援委員会」の設立
・「人にやさしい介護」を目指す
・日本に介護リフトが普及しない理由
・介護リフトで、日本の未来が変わる
・介護リフトのある暮らし

おわりに