サイレントキラー 血圧が120を超えたら読む本

書籍内容
脳卒中、アルツハイマー型認知症……、
あなたの脳は高血圧でダメージを受けています。
脳卒中診療に20年以上携わってきた脳神経外科専門医が解説する、
高血圧の恐怖と今すぐできる血圧コントロール術。
脳のパフォーマンスを維持し、長く健康な人生を歩みたい人へ。
「もっと早くから治療を始め、高血圧を放置しなければこのような事態にならなかったのに……」
近年の研究で若いうちから高血圧の人ほど脳卒中の死亡リスクが高くなることが判明しています。
また、高血圧は脳の血管にダメージを与えるので、思考力や記憶力までも低下させ、認知症のリスクにもつながります。
若いから高血圧を放置してもよい、という理由にはなりません。
本書では、そもそも高血圧とはどのような状態なのか、なぜ危険なのかを著者の専門分野である脳との関係に重点をおいて説明します。
そして血圧をコントロールするための日常生活でできる「食事」「運動」「ストレスマネジメント」の工夫をそれぞれ具体的にアドバイスしていきます。
高血圧で命を落としたくない、脳機能を低下させたくない人のための手引書となる一冊です。
あなたの現在の脳血管疾患の危険度が分かるチェックシート付き。
目次
はじめに
第1章:検診で「120」を超えたら早死に予備軍⁉
高血圧が突然死を招く脳血管疾患を引き起こす
第2章:なぜ脳血管疾患が起こるのか――
高血圧は「血管の質」を落とす
第3章:脳梗塞、脳出血、クモ膜下出血……
脳にダメージを与え突然死を招く脳血管疾患
第4章:高血圧の影響は仕事にも……!?
血圧のコントロール不良は脳のパフォーマンスを低下させる
第5章:絶対に早死にしたくない!
突然死を防ぐ血圧コントロール術
おわりに