【話題の本】読書好きがおすすめする『ミステリー小説』50選

ミステリー小説の魅力はなんといっても「謎」。読者である私たちも一緒に、犯人や犯行方法など事件の謎を推理していくのが楽しいですよね。また、読み進めていくうちに散りばめられた伏線が回収されたり、最後には裏切られるような展開が待っていたり…、読者の期待を大きく超える名作が数多く存在します。 そこで、今回は読書好きなみなさんに「おすすめのミステリー小説」をお聞きしました。みなさんもぜひ極上の謎をご堪能ください。
1.『容疑者Xの献身』( 東野圭吾 (著) / 文藝春秋 )
<コメント>
・推理をするところが非常に面白い。(男性・20代)
・天才数学者というのがかっこいいし、こんなに愛される女性がうらやましいと思ったから。(女性・40代)
・もともとガリレオシリーズが好きで、その中でもとくに人間味あふれるストーリー。(女性・30代)
・ミステリー小説としてのトリックも勿論素晴らしいですが、 「人は時に、健気に生きているだけで誰かを救っていることがある」という一節が忘れられないです。(男性・20代)
・天才物理学者湯川(ガリレオ)が関わり事件を解決していくガリレオシリーズの映画化された原作です。湯川の友人である天才数学者・石神が想いを寄せる相手・花岡靖子が元旦那に付き纏われあやまって殺害してしまう。石神は完璧なアリバイを考えて靖子に救いの手を差し伸べ事件を隠蔽するが、湯川が石神が関与していることに気付いてしまう。愛する人のために罪を被る天才数学者と天才物理学者の頭脳戦は見ものです。(女性・30代)
・代表作ですが、容疑者側の心情に強く寄り添ったのは初めてでした。工作も頭脳的でしたがハラハラという感情よりは口をつむぎたくなるような静寂あふれる小説でした。(女性・30代)
・ドラマ化もされたガリレオシリーズの中でも切なく、ミステリーだけれど、勧善懲悪でないやりきれなさも残るから。(女性・40代)
・おすすめは謎が多かった事ですね。とても切ない思いもありましたがまさかの展開でした。(男性・50代)
・東野さんの小説はどれもおもしろいですが、これはミステリーのみならず、それ以上に人間の愛情もうまく書けているところ。(女性・40代)
・心が洗われるような感動を覚えたから。(女性・40代)
・ただただ面白い、謎が解けた時にそれぞれの心情が胸に沁みる。(男性・40代)
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2.『謎解きはディナーのあとで』( 東川篤哉 (著) / 小学館 )
<コメント>
・ヒロインと執事の掛け合いがものすごく面白い。(男性・60代)
・櫻井翔と北川景子のドラマから入りました。とても読みやすいです。(男性・30代)
・内容がそれほど複雑ではなく、読みやすい。(男性・40代)
・櫻井翔と北川景子でドラマ・映画化もされましたが、どSな執事が偉そうにお嬢様に推理するのが痛快でお勧め。(女性・30代)
・何よりも読みやすく、幅広い年齢層におすすめ出来るから。(男性・30代)
・主人公がお嬢様と言う立場で執事と謎解きをする、むしろ執事の方が謎を解いてると言う少しコメディーっぽさが好きでした。(女性・20代)
・10年以上前の作品ですがやっぱり面白い!テンポよく話が進むので一気に読めてしまいます。(女性・30代)
・事件解決までのハラハラ感はもちろんですが、推理力抜群の執事が令嬢である新人刑事に吐く毒舌が面白いからです。(女性・40代)
・ドラマでも見ていたが、ワクワクする。(男性・20代)
・本をほとんど読まなくなってだいぶ経つので、本のタイトルを聞かれても答えられないことが多々あるのですが、この「謎解きはディナーのあとで」は小説ではなく北川景子さんと櫻井翔さんのドラマで知りました。 今や趣味を楽しむ余裕がございませんが、機会があればじっくり読みたいと思います。生粋のお嬢様でありながらレールに敷かれた由緒あるしきたりを破り、公務員である警察官という職業を選んだ宝生麗子と、これまた優雅でありながらバシバシ毒舌を浴びせる執事の影山さんとのタッグで難事件を解決していくシーンが見どころです。キャラの濃い風祭警部との掛け合いも面白いですし、苦手な要素満載ながらボケかますそのキャラが風祭さんの愛すべきキャラだと思います。 しかし何より、影山さんの歯に衣着せぬ物言いは爽快感に溢れ、また執事なのに警察官以上の推理力を持っており、様々な難事件を解決できるのは影山さんのおかげと言っても過言ではなく、本当に必要不可欠な人物です。 小説よりドラマでよく知っているのですが、櫻井さん扮する執事の影山さんが、「お嬢様はアホでいらっしゃいますか?」「お嬢様の目は節穴ですか?」他散々毒を吐いていらっしゃいますが、事件解決以上に影山さんの毒舌ぶりが見どころです。(女性・40代)
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3.『告白』( 湊かなえ (著) / 双葉社 )
<コメント>
・母の愛がすごいです。ラストまで中だるみすることなく、一気に楽しめました。(女性・40代)
・殺害された教師への復讐劇が最初から最後までドキドキの展開で目が離せないと思いました。(男性・20代)
・それぞれの目線で描かれていて、復讐だけではなく先生だからこそ生徒に更生させるという目的も含め、上手く話が形成されているところがとても面白いところだと思う。(女性・40代)
・情景がわかりやすく描かれており、ラストの衝撃というか爽快感とやり切れなさが入り混じった感情になるのがたまらなかったです。(男性・30代)
・長編ながら最初から最後まで中だるみすることなく楽しめる作品。(女性・30代)
・学校という誰しもが経験したことのある場所で起こる事件に対して、ラストでの展開が予想外で面白いから。(女性・20代)
・映画化された作品を見ましたが、タイトルから想像できないような始まり方でとても恐怖を感じました。でもしっかりタイトルの通り告白。どういう内容の告白か考えさせられる内容です。(女性・30代)
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4.『Another』( 綾辻行人 (著) / 角川書店 )
<コメント>
・登場するキャラクターが魅力的で、会話がテンポよく、自分がその世界に入り込んだように感じることができます。読みやすいストーリー展開で、幅広い年齢層に楽しんでいただける作品だと思います。(女性・30代)
・読みやすくて、ホラー要素のある学園ミステリー。ミステリーの入門としてはぴったりの本なのではないでしょうか?面白いのでお勧めします。(男性・50代)
・そこには読んだことのある人にしかわからない真実があるから。(男性・20代)
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5.『変な家』( 雨穴 (著) / 飛鳥新社 )
<コメント>
・いっしょに謎解きをしている感覚で緊張感を持って読み進められる。少しホラーっぽい要素があって面白い。(女性・20代)
・一見普通だがよくよく見ると変な間取り、この家の住人は?というありそうでなかった小説です。読み出すと止まらない、そしてゾッとします。(女性・30代)
・展開が早くて内容が今どきで、ぞくぞくするタイプのホラーだから。(女性・20代)
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6.『三毛猫ホームズの推理』( 赤川次郎 (著) / KADOKAWA )
<コメント>
・コミカルで軽いタッチなので、すいすい読み進められるのが良いです。(女性・40代)
・赤川次郎独特の世界観を味わえる。(女性・20代)
・まず、自分が猫好きということもあって、猫が主役という点がおすすめです。また、展開がスピーディに進んでいくので、普段あまり本を読まない人にもおすすめできると思います。(男性・40代)
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7.『#真相をお話しします』( 結城真一郎 (著) / 新潮社 )
<コメント>
・話題性、テンポ全て良し!人間関係の構図や現代人の生活に沿ったテーマで、読み応えのある作品だと思います。(女性・40代)
・短編になっているので、普段本を読まない方でも手を出しやすいです。 また内容も現代に沿った題材で、 若い人でも読みやすいと思います。(女性・30代)
・家庭教師の大学生が訪問した家庭が奇妙でよかったです。(男性・40代)
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8.『青の炎』( 貴志祐介 (著) / KADOKAWA )
<コメント>
・スラスラと読み進められ、没入感があるから。(女性・20代)
・ミステリーでありながら、主人公に同情してしまう様な心を揺さぶられる内容である事がおすすめする理由です。(女性・40代)
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9.『探偵ガリレオ』( 東野圭吾 (著) / 文藝春秋 )
<コメント>
・小説に読み慣れてない方でも話の展開が早く読みやすいと感じたためオススメしました。(男性・20代)
・東野さんの作品は非常に読みやすく、ガリレオの湯川先生の推理が面白いから。(女性・40代)
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10.『十角館の殺人』( 綾辻行人 (著) / 講談社 )
<コメント>
・最後のどんでん返しがとても面白くて何度も読みたくなる魅力があります。(女性・40代)
・SNSで聞いた通り、叙述トリックが面白かった。読みやすかった。(女性・30代)
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11.『砂の器』( 松本清張 (著) / 新潮社 )
<コメント>
・時代が昔すぎるところはありますが、人が生きていくことの過酷さと殺人の重さについて考えさせられる作品です。(女性・40代)
・ミステリーでありながら泣けます。(男性・60代)
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12.『すべてがFになる』( 森博嗣 (著) / 講談社 )
<コメント>
・森博嗣のミステリー小説は全部好きです。ストーリーやトリック、登場人物がシンプルで分かりやすいので読みやすいです。(女性・30代)
・ミステリーながら色々と考えさせられる言葉などがあるので、新しいかんじがしてよいと思うので。(女性・40代)
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13.『そして誰もいなくなった』( アガサ・クリスティ (著) / 早川書房 )
<コメント>
・一見見えない力による犯行と思わせる、アガサクリスティらしからぬ展開から一転、やはり最後は緻密に練られた犯罪でありそれを確実に解き明かす運び方が素晴らしいです。(男性・40代)
・展開が読めず、圧巻のラストで衝撃を受けました。 読者を裏切り続ける、かなり怖いミステリー作品でした。(女性・50代)
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14.『白夜行』( 東野圭吾 (著) / 集英社 )
<コメント>
・切ない感情や嬉しい気持ちなど最後までハラハラドキドキできる。見終わったあとも、その後の展開を想像し楽しめる。(男性・30代)
・ドラマを見て読んでみましたが本も面白かったです。(女性・30代)
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15.『マスカレード・ホテル』( 東野圭吾 (著) / 集英社 )
<コメント>
・若手刑事、新田浩介と、一流ホテルのフロントクラーク山岸尚美のコンビが活躍するのが面白いから。(女性・50代)
・ストーリーが面白くて分かりやすくて読みやすくて良いから。(男性・30代)
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16.『真夏の方程式』( 東野圭吾 (著) / 文藝春秋 )
<コメント>
・ミステリー初心者でも分かりやすい、推理しながら読むドキドキ感が良い。(女性・40代)
・映画化もされているため手に取りやすいのと、話が入ってきやすいから。(女性・20代)
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17.『Iの悲劇』( 米澤穂信 (著) / 文藝春秋 )
<コメント>
・役所に勤務する主人公がIターンを促すプロジェクトに参加し、Iターン希望者にサービスを提供するが、そのまま移住してくれる人はおらず、全員辞めてしまう。何故Iターンを辞めてしまうのか調査に乗り出した結果思わぬ理由が判明し、その内容に衝撃を受けました。結末の衝撃が大きくおすすめです。(男性・30代)
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18.『天久鷹央の推理カルテ』( 知念実希人 (著) / 新潮社 )
<コメント>
・読みやすく、キャラクターの個性も豊かで面白さもあるので、本をあまり読まない人でも読みやすいかなと思います。続いて出ていますが、本自体は一冊完結型なので、都度完結するのがより読みやすさを感じます。(女性・30代)
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19.『浅見光彦殺人事件』( 内田康夫 (著) / KADOKAWA )
<コメント>
・結末が内田康夫先生にしては珍しい形になっており、従来のファンだけでなく初めて触れる人にも楽しめる展開だと思うから。(男性・30代)
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20.『いけない』( 道尾秀介 (著) / 文藝春秋 )
<コメント>
・オムニバス形式の本で、普通に最初は物語があるのですが、その物語の最後のページに写真がありその写真の意味がわかると…という新しいタイプのミステリー小説なのが面白いです。(女性・20代)
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21.『犬神家の一族』( 横溝正史 (著) / KADOKAWA )
<コメント>
・なんとも言えない不気味さ。もしかしたら本当にありえるかもしれないスリルや、描写。(女性・40代)
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22.『エジプト十字架の秘密』( エラリー・クイーン (著) / 角川書店 )
<コメント>
・エラリー・クイーンは作中で著者から読者への挑戦状を行うという試みを初めて取り入れた作家で、本作もその仕掛けが見事に成功しており、最後のどんでん返しも鮮やかに決まっている作品なので、一読の価値有りだと思う。(男性・50代)
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23.『オリエント急行殺人事件』( アガサ・クリスティ (著) / KADOKAWA )
<コメント>
・ミステリー小説の古典ではありますが、テンポよく読み進めることができ、魅力的なキャラクターたちが登場して、最初から最後まで楽しめます。(女性・40代)
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24.『女には向かない職業』( P.D.ジェイムズ (著) / 早川書房 )
<コメント>
・主人公の女性に感情移入するというか、見守っている、どうなるのだろうと引き込まれ、最後に涙腺が刺激される、分かっていてもまた読み直せる。(女性・50代)
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25.『QED』( 高田崇史 (著) / 講談社 )
<コメント>
・歴史の裏に潜む謎を解き明かす所に魅力を感じます。歴史好きならこういった解釈もあるのだと感心するはずです。又無理矢理ではなく筋が通っているので「ああ、もしかしたら?」と思う事もしばしば。重厚感があり読み応えのある作品だと思います。(女性・30代)
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26.『暗いところで待ち合わせ』( 乙一 (著) / 幻冬舎 )
<コメント>
・盲目の女性と殺人事件の容疑者の男の奇妙な同棲生活が描かれています。容疑者に何が起きたのかはもちろん本当に犯人なのか、盲目の女性の過去も気になるなか、容疑者の男と盲目の女性との関係性がゆったりと変わっていき、2人の心の変化にミステリー小説でありながらじんわりと心が温かくなりオススメです。(女性・20代)
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27.『黒猫館の殺人』( 綾辻行人 (著) / 講談社 )
<コメント>
・内容が面白いのは勿論のこと、こちらのミステリー小説は館シリーズになっており、一度この小説を読んでみて気に入ったら他の館シリーズの小説も読んでいく事が出来るからおすすめです。(女性・40代)
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28.『香水 ある人殺しの物語』( パトリック・ジュースキント (著) / 文藝春秋 )
<コメント>
・鼻が異常に良い主人公の成長と殺人者になるまでの物語。凄く不思議で、先の予測が出来ない話だった。(女性・30代)
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29.『獄門島』( 横溝正史 (著) / 角川書店 )
<コメント>
・金田一耕助がいつもの格好で登場し、推理を繰り広げ、事件を解決していくという痛快さと、思いつかないような手法で殺人が行われていくという恐ろしさとホラー的な要素も楽しめる。(男性・60代)
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30.『ゴーストハント』( 小野不由美 (著) / KADOKAWA )
<コメント>
・漫画で書籍化もしていますが兎に角怖いです。早く謎を解かなきゃ命が危ないような危機に直面します。キャラクターがそれぞれ立っていて、主人公は一般的なしっかりものの可愛い子で共感できます。ヒーローポジションの男の子はクールなのですがお付きの男性がシュッとしたかっこいい人のイメージで読めます。もし映画化してもビジュアル映えしそうだしホラーも込みだし小野不由美先生のファンは年配層なのでそんなにコケナイんじゃないかなと思います。(女性・30代)
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31.『殺戮にいたる病』( 我孫子武丸 (著) / 講談社 )
<コメント>
・ラストのどんでん返しに必ず驚くはず。最後までつい読み勧めてしまうミステリーホラーの傑作です。(男性・30代)
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32.『ザリガニの鳴くところ』( ディーリア・オーエンズ (著) / 早川書房 )
<コメント>
・湿地で死体が発見され、湿地で静かに一人で暮らす少女と、他殺か自殺かわからない死体との関連が徐々に明らかになっていきます。湿地の描写が丁寧で美しく、また最後まで結末がわからないボリュームのある読み応えのある本です。(女性・50代)
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33.『寝台特急殺人事件』( 西村京太郎 (著) / 光文社 )
<コメント>
・十津川警部シリーズの中でも有名なストーリー。日本の時刻表トリックを作り出した作品と言ってもっても過言ではないと思うから。(女性・30代)
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34.『心霊探偵八雲』( 神永学 (著) / KADOKAWA )
<コメント>
・文章が比較的頭に入りやすいうえ、それほど推理する内容も難解ではなく、登場人物達のヒューマンドラマに焦点が当てられているため、「推理小説は難しそう」と思っている人でも抵抗なく読めるから。(女性・20代)
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35.『推定無罪』( スコット・トゥロー (著) / 文藝春秋 )
<コメント>
・主人公が容疑をかけられ窮地に陥るが、そこからの展開の見せ方が面白い。ラストも意外性があって良かった。訳文もこなれていて読み易かった。(男性・50代)
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36.『スープ屋しずくの謎解き朝ごはん』( 友井羊 (著) / 宝島社 )
<コメント>
・日常の中に潜んでいる謎の数々を、麻野さんが子気味良く解き明かしてくれるのが癒しとなるから。(女性・20代)
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37.『そして、よみがえる世界。』( 西式豊 (著) / 早川書房 )
<コメント>
・本屋さんでオススメに並んでおり、表紙もよく(私好みで)読んでみようかなと思って買った1冊である。その後知ったのはアガサクリスティー賞も獲得されていること。私自身、アガサクリスティーのアクロイド殺しが好きで読み切り、こちらの作品を読ませて頂いたら、ホラーにアクション、SFなどが入り混じっており、ホラーから謎解きへ展開する場面、最後の方では驚愕の結末があってほんとに読み返したい作品である。(女性・30代)
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38.『七回死んだ男』( 西澤保彦 (著) / 講談社 )
<コメント>
・現代的な口調と古典的なドロドロした人間模様を組み合わせており幅広い年齢層にお勧めできる。ハッピーエンドで終わり読後感が良いのもポイントです。(男性・40代)
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39.『パスワードは、ひ・み・つ』( 松原秀行 , 梶山直美 (著) / 講談社 )
<コメント>
・パスワードシリーズは私が小学生のころ初めて出会ったミステリー小説です。小学生向けではありますが、大人も感動できる友情の話や悲恋の物語など、親御さんが読んでも楽しめると思います。子供たち(電子探偵団)の大冒険にドキドキしたり、作中で起きる大事件やたくさん散りばめられているクイズに答えられたときの喜びは今でも覚えています。主人公が大のミステリ好きなので、私もそこからたくさんのミステリー小説、ミステリー作家を知ることができました。お子さんのミステリー入門にぴったりだと思います。(女性・30代)
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40.『火車』( 宮部みゆき (著) / 新潮社 )
<コメント>
・読めば読むほどハマる内容。先々の展開が気になり一気に読んでしまう。ラストシーンの描写もそうきたか!という感じで読んだあと冷や汗が出る1冊です。(女性・20代)
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41.『ビブリア古書堂の事件手帖』( 三上延 (著) / KADOKAWA )
<コメント>
・古書の魅力もたくさん詰まっていて読んでいてミステリーの解決と共になるほど!と思うことが多くて面白いから。(女性・40代)
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42.『向日葵を手折る』( 彩坂美月 (著) / 実業之日本社 )
<コメント>
・山形県の小さな集落を舞台とした子供達の青春ミステリ。豊かな自然とその裏に潜む田舎独特の閉鎖感が終始不気味で、映画を見ているような色彩さえ感じられる繊細な描写に引き込まれます。(女性・20代)
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43.『漂流教室』( 楳図かずお (著) / 小学館 )
<コメント>
・世界観が面白い。また、人間性と妖怪の考え方が似ており人間の悪とは妖怪なんだなと面白い展開でした。また、漂流教室にも色々な種類があるのですが、原作がこれで面白かったです。(男性・30代)
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44.『魔術はささやく』( 宮部みゆき (著) / 新潮社 )
<コメント>
・この小説は携帯電話のない現代を舞台にした物語ですが、スマホ全盛期の今でも古く感じず、リアルに感じられます。いくつかの場所で起こる事件の後で、物語が想像もつかない展開になり引き込まれていきます。読み終わると、事件の謎はもちろん、過去を背負った主人公の他、いろんな状況に向き合う登場人物たちの姿や言葉が心に残りました。何度も読み返す1冊です。(女性・40代)
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45.『満願』( 米澤穂信 (著) / 新潮社 )
<コメント>
・短編集ながらミステリーの肝の起承転結が少ない文字数に凝縮されていてオチも見事な作品ばかり。(男性・30代)
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46.『medium霊媒探偵城塚翡翠』( 相沢沙呼 (著) / 講談社 )
<コメント>
・次々と起こる殺人事件をどのように解決していくのかドキドキしながら読み進めると、最後にあっと驚く結末が待っているので、読み終えた後何とも言えない余韻を感じる本です。(女性・40代)
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47.『邪馬台国はどこですか?』( 鯨統一郎 (著) / 東京創元社 )
<コメント>
・何度も読みましたが歴史ミステリーの最高傑作だと思っています。史実の読み解き方に引き込まれ、ラストの衝撃もあります。(男性・60代)
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48.『ライオンの棲む街』( 東川篤哉 (著) / 祥伝社 )
<コメント>
・美人2人がコンビを組んで探偵活動する話となっており、唸るようなしっかりとしたトリックで殺人が起きるにもかかわらず、2人の軽妙なやりとりでとにかく笑えるミステリとなっていてオススメです。(男性・30代)
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49.『リバース』( 湊かなえ (著) / 講談社 )
<コメント>
・ある事件において、過去を遡り、人の記憶から真実・犯人についていろいろ考えるけど、やはり過去のことなので曖昧だったり正当化だったり嘘だったりでその分考察が増える。ドラマ化されているので(終わり方は違いますが)合わせておすすめです。(男性・30代)
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50.『龍神の雨』( 道尾秀介 (著) / 新潮社 )
<コメント>
・複雑な家庭環境にある2つの家族が雨と共に絡み合う最後までハラハラする面白い作品です。(男性・50代)