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ISMS取得のメリットは?なせ必要なのか、3つのメリットを解説

ISMSを取得するには費用がかかることや1年程度の取得期間を要する、業務に一時的な負担がかかるなど一歩がなかなか踏み出せないかもしれませんが、所得するメリットは数多く存在します。

ISMS取得のメリットとしては①業務効率の改善、②適切なリスク対応の実現、③事業継続性の向上の3つが挙げられます。

本記事ではISMSの3つのメリットについて詳しく解説していきます。

ISMS取得の3 つのメリット

ISMS取得のメリット業務効率の改善

ISMSは認証を得ようとする対象を絞って取得するものであることから、組織内のどこにどのような情報がどういう形で存在するのかということを改めて具体的に把握することができます。そのため、情報セキュリティリスクがどこにあるのかということを網羅的に、また定量的に見極めることができ、情報セキュリティレベルを高めることができます。

さらに、書類やデータがリスト化されることで、それらを探す時間を短縮することができるため、業務効率が大きく改善するという副次的な効果も期待できます。

ISMS取得のメリット 適切なリスク対応の実現

セキュリティの対象となる情報の所在を網羅的に把握することにより、逆に、情報共有 によるリスクも浮き彫りにすることができます。その分析に基づき、適切なアクセスコントロール(共有する必要がない人にはアクセス権を与えない)を実現することで情報漏えいリスクを低減することができます。

ISMS取得のメリット 事業継続性の向上

万一、情報漏えいに関する訴訟やトラブル対応が求められたときでも、マネジメントシ ステムに基づいた記録などによって組織が適切な対応をしていたことが証明しやすくなり ます。そのため対応に多くの時間を取られることなく、事業の継続性を高めることができます。

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監修者紹介

仲手川 啓

仲手川 啓Nakategawa Kei

株式会社ユーピーエフ代表取締役

Pマーク(プライバシーマーク)、ISMS(ISO27001)の新規取得や更新通過支援を累計2500社以上の支援実績を有する情報セキュリティーコンサルティング会社代表。(※2022年10月現在)
独自の最新の進行管理ツールや低価格での支援スタイルから口コミ、紹介での取引開始を中心に、IT・人材系ビジネスのスタートアップから大企業まで幅広い層からの支持を集め現在業界トップシェア。
同社は「経営者がおすすめのPマークコンサル会社部門1位」、「Pマーク取得コンサルアフターフォーロー満足度部門1位」、「医療関係者に最も選ばれるPマークコンサル会社部門1位」、「上場企業従事者に最も選ばれるPマークコンサル部門1位」を受賞している。(※調査企画:日本マーケティングリサーチ機構)

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