編集部ブログVol.1 『晴れやかな新年を迎えるために』

皆さんこんにちは。
話題の本.com編集部です。

早いもので、2020年も残すところあと3日ほどとなりました。

今年は新型コロナウイルスの感染拡大など、例年以上に色々なことが起きた1年でした。まだまだ収束の兆しは見えませんが、新年はサッパリと晴れやかな気持ちで迎えたいものですね。

除夜の鐘の音が聞こえる・・・?

さて、サッパリとした新年に不可欠なものと言えば、年末の大掃除です。

今年は自宅で過ごす時間が例年より長かったこともあり、「モノが増えて掃除が大変!」と嘆く人も多いのではないでしょうか。

しかし、いまの世の中はとても便利で、ネット上では無数に「収納術」「お掃除テクニック」に関する動画や記事が見つかります。キレイに片付いた部屋というのは気持ちの良いものですから、そうした動画等も参考にしつつ、年内最後の大仕事として掃除にも精を出したいところです。

ところで、掃除の途中どこからか昔のノートや写真、手紙などが現れ、時間を忘れて思い出に浸ってしまった経験はありませんか? 掃除をする手は止まり、いつしか外は真っ暗。あれ、除夜の鐘の音が聞こえる・・・?

そんな「掃除の途中で現れるモノ」シリーズの中で、一番マズいのは本です。

昔読んだ本も、大人になってから読み返すとまったく違った情景が浮かんでくるもので、「面白い、面白いぞ・・・」と、その作家の本をわざわざ掘り起こしてきて貪り読んでしまい、気づいたら三が日が終わっていたということにもなりかねません。

年末年始の休暇くらい、そんな贅沢な時間を過ごしてもいいのかも知れませんが、できれば、大掃除のときは掃除だけに集中したいものです。

そこで今回は、掃除の途中に出くわしたら一巻の終わり! 手が止まり、読書に没頭してしまうこと間違いなしの本をピックアップしたいと思います。

1.深夜特急<全6巻>(沢木耕太郎著/新潮社)

乗り合いバスだけでユーラシア大陸をわたり、英・ロンドンをめざした沢木青年の旅行記。行く先々での人との出会いや1人旅ならではの自己対話など、非日常な描写の連続により、自分が旅をしているような感覚に陥ります。第1巻の刊行は1986年ですが、いまもなおバックパッカーのバイブル的存在であり続ける作品です。(書籍の詳細はこちら:Amazon / honto

2.極夜行(角幡唯介著/文藝春秋)

冒険家・作家の角幡唯介氏が16〜17年にかけて敢行した、北極圏徒歩旅行の記録。数カ月にわたって太陽が昇らない「極夜」という特殊な環境下、飢えや寒さ、その他多くの予期せぬトラブルを乗り越えながら、闇の奥深くをめざすノンフィクションです。ハラハラする展開の連続にページをめくる手が止まりません。(書籍の詳細はこちら:Amazon / honto

3.世界最悪の旅 スコット南極探検隊(チェリー・ガラード著/中央公論新社)

人類が競うように南極点をめざしていた20世紀初頭、英・スコット隊が経験した過酷な旅を描いた一冊。到達競争ではノルウェー隊に敗れ、その帰路には隊員が全員死亡するという悲劇に見舞われたスコット隊の苦難を、隊長が死の直前まで付けていた日記を基に記録しています。上述した『極夜行』の著者・角幡唯介氏が、極地探検を思い付くことになったきっかけの書でもあります。併せてどうぞ。(書籍の詳細はこちら:Amazon / honto

まとめ

今回は、旅(探検)がテーマの3冊を紹介しました。

世界的なコロナ禍でなかなか旅行にも行けないいまだからこそ、読書で非日常を体験してみるのはいかがでしょうか?

気になった方は、ぜひ一度(大掃除が済んでから)、目を通してみてくださいね。